霊界通信 [お笑い]
国重「本日は、スペシャルゲストをお招きしてございます」
保科「それでは、お入りくださいませ」
??「初めまして。『レッスルエンジェルスサバイバー』より
参りました、氷川砂響(ひかわ・さき)でございます」
国重「氷川さんは、シスターとして教会に奉仕していると
いう異色の女子プロレスラーで……」
保科「わたしの後輩なんですよ」
氷川「本日は、わたしと保科先輩との掛け合いによります
落語をお届けいたしましょう」
国重「それでは、続きからどうぞ」
保科「ほーお、あの世へ電話をおかけしたいわけですね」
氷川「はい。亡き父と交信しとうございます」
保科「地獄でございましたなら、10(ジュ)・5(ゴ)・9(ク)
……1059番ですね」
氷川「あの、わが父は地獄にはいないのですが……」
保科「極楽でしたら、5(ゴ)・9(ク)・0(レ)・9(ク)……
5909番ですね」
氷川「あの、わが父はクリスチャンで、極楽ではなく天国に
いるのですが……」
保科「天国ですか? ならば10(テン)・5(ゴ)・9(ク)……
1059番ですね」
氷川「すいません。それでは、地獄と同じでは?」
保科「いいえ。局番がございまして……」
氷川「局番!?」
保科「そうですよ。天国でしたら0-1059番、地獄でしたら
000-1059番ですね」
氷川「ほーお……地獄だと、マルが多くなるわけですか?」
保科「はい。地獄の沙汰もマル(金)しだいです」
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