コンビニは消えてなかった [地域]
国重「やーれやれ、これで一安心だ」
保科「何でしょう？ ほっとしたような
表情ですが……」
国重「閉店したと思われてた、うちの
近所のコンビニだけど」
保科「どうしましたか？」
国重「先日の記事の時点では、臨時
休業してたに過ぎないらしい」
保科「と申しますと？」
国重「昨日の朝あのコンビニの前を
通りがかったら、もとのように
ちゃんと営業してたんだ」
保科「よかったですね」
国重「これで、また買い出しができるぞ」
保科「何の？」
国重「飲食物を中心に、無論日用品の
類も」
保科「いろいろ調達できるのですね」
国重「だからこそコンビニだって……」
以上、国重でございました。
今日は巫女の日 [キャラクター]
国重「さーて、今日は巫女の日だが……」
保科「どうしましたか？」
国重「優希さんの後輩に、巫女の選手が
いたっけな」
保科「草薙みことさんですね」
国重「実は、彼女を招いてある」
保科「それでは、一緒に呼んでみましょう」
二人「みことさん、どうぞこちらへ」
草薙「優希さん、久しぶりですね」
保科「みことさんこそ、現役の時分と全く
変わらぬ様子」
草薙「だいたい、わたしに何の用で……」
国重「その巫女服を、優希さんに着せて
やってはくれないか？」
草薙「衣装を交換するのですか？」
保科「そうですよ。その『巫女服』という
ものをぜひ着たいので……」
草薙「しからば、交換してみましょう」
国重「それでは、カーテン閉めますね」
なんてんで、巫女服を着た優希さん。
無論、みことさんがリング上で着けている
衣装ではなく、「アルカナハート」の春日
舞織（まおり）が着ているようなごくごく
普通の巫女服です。
そんな「巫女服優希さん」のイラストを
ここに大募集。おとつい三日の記事も
合わせてご覧下さい。
絵のあて先：t_kunishige@hotmail.co.jp
緊急にイラストを募集 [ご挨拶]
僕にとって、マスコットガールの
保科優希さんは、心の安らぎの
よりどころ。彼女の姿を壁紙に
かいて、いつでも眺めていたい
のですが……あいにく、彼女の
公式な壁紙はございません。
そこで、緊急にイラストを募集。
優希さんの稽古着姿（この絵
参照）を、800*600の壁紙に
かいていただきたいのです。
左側に「Yuuki Hoshina」と
姓名を入れ、右側に彼女の
稽古着姿を入れてください。
目を垂れ気味に、肩をなで
肩にかいて、彼女の品位を
前に出せば完璧です。
では、宜しくお願いしますね。
絵のあて先：t_kunishige@hotmail.co.jp
明日はひな祭り [日記･雑感]
国重「さーて、明日はひな祭りだが……」
保科「どうしましたか？」
国重「優希さんの実家には、さぞ立派な
ひな人形があるんだろうね」
保科「ございますとも……初節句の親王
飾りに始まって、わたしがプロレス
入りする頃には、実に立派な七段
飾りができましたもので」
国重「そして、このブログにもひな人形が
ある」
保科「と申しますと？」
国重「僕と優希さん……はたから見れば
一対のおひな様じゃないか」
保科「まあ、面白いですね」
以上、国重でございました。
燃える男とならねばならぬ [地域]
保科「高暁さん、明日は特別な日ですねえ」
国重「どこが特別？」
保科「四年に一度のうるう日ですよ」
国重「いや、それどころじゃないんだな」
保科「と申しますと？」
国重「優希さん、来月の十一日こそ特別な
日だと思わないか？」
保科「その日は、確か……あの大地震の
記念日では？」
国重「さよう！ 東日本大震災の被災者を
弔おうってんで、アロマキャンドルを
百ばかり請け合ったのさ」
保科「アロマキャンドル作りのことは、以前
別のブログでも伺っていますが……」
国重「それでね、施設の仲間たちに技術を
伝授しなくちゃならない。燃える男と
ならねばならない」
保科「まあ、面白いですねえ」
以上、国重でございました。
今からでも遅くない [日記･雑感]
国重「今日は、二・二六事件の記念日だが……」
保科「どうしましたか？」
国重「あの直後『今からでも遅くないから……』
ってフレーズが大流行したらしい」
保科「それで？」
国重「ボクももう四十近いけど……職人に弟子
入りするんだったら『今からでも遅くない』
ようだな」
保科「わたしと同郷の刀工･虎徹も、五十過ぎ
から修行を始めたと申しますからね」
国重「この近辺に都合よく、弟子を探している
職人がいればいいんだが……」
保科「そうであったら宜しいですね」
以上、国重でございました。
言葉の掘り起こし [日記･雑感]
国重「本日は、国語学的な記事を載せよう」
保科「高暁さんは、シャベルとスコップとの違いを
ご存じでしょうか？」
国重「知ってるとも。深さで区別されてるんだろ？」
保科「いいえ、そうではございません」
国重「へ!?」
保科「シャベルはショベルカーのショベルと同じで、
底の深さに関係なく、大型の穴掘り道具を
指す言葉です」
国重「ほーお」
保科「一方、スコップとは英語のスクープに通ずる
オランダ語彙で、江戸期には既に使われて
いました」
国重「つまり？」
保科「当時から、小型の穴掘り道具はスコップと
呼ばれていたのです」
国重「じゃ当時、大型の穴掘り道具はどのように
呼ばれてたんだい？」
保科「その時分には、シャベルという言葉がまだ
伝わってございませんでしたから、大型の
穴掘り道具もスコップと呼んだようですね」
国重「なるほど」
保科「しかし、今は大きさや底の深さに関係なく、
取っ手が（荷重をかけやすいように）ロの
字の形をしたスコップをシャベルと呼ぶ、
というのが正しいのだそうで……」
国重「いやはや、調べりゃ調べるほど奥の深い
もんなんだなあ」
保科「本当にそうですね」
以上、言葉の掘り起こしでした。
選手たちの商品価値 [キャラクター]
国重「今日は、選手たちの商品価値に
ついて考えたいと思う」
保科「ほーお」
国重「『レッスルエンジェルス』でいうと、
マイティ祐希子選手は出世にも
期待が持てるし、人柄もさっぱり
していて誰からも好かれている」
保科「そうですね……革命軍の頭領と
して、ヒロインの座を守り続ける
にふさわしいものがありますね」
国重「一方、優希さんはあまり出世に
期待できないけど、人柄の良さ
ならば最高だろうな」
保科「『仕事人』または『タッグの名手』
というのが、わたしの役回りで
ございましょうか」
国重「逆に、ビューティ市ヶ谷選手は
出世には期待できるけど……
人柄は最低最悪だな」
市ヶ谷「何ですって！」
（クローズラインの構えでダッシュ）
保科「高暁さん、伏せてください！」
国重「ハッ！」
（市ヶ谷の股をくぐるように屈み込む）
市ヶ谷「覚悟なさい！」
保科「それっ！」
（クローズラインを切り返して脇固め）
市ヶ谷「ぐぬぬぬぬ……」
保科「市ヶ谷さん、おとなしくして
いただけません？」
市ヶ谷「わ、わかりましたわ……」
保科「それでは、さっさと退出を」
市ヶ谷「し、仕方ないですわ……」
（ビューティ市ヶ谷、フェードアウト）
保科「いやはや、高暁さんも案外
口が悪いようですね」
国重「す、すいません……」
以上、国重でございました。
コンビニが消えた！ [地域]
国重「ふええええ！」
保科「どうしましたか？」
国重「僕の行きつけのコンビニが……
いつのまにやら閉店してた」
保科「何と！」
国重「これでもう、我が家の近所には、
食料品店さえもなくなった」
保科「あらあら、困りましたねえ」
国重「かつては、俗に『大都会の中を
一キロ歩けば、必ずコンビニに
行き当たる』といわれたんだぞ」
保科「不景気には勝てませんねえ」
国重「もう、買い出しに困るばかり……」
保科「商店を誘致するならば、あと少し
住民の利便を考えてもらいたい
ですねえ」
国重「それはさておき、今日は余興を
ご用意しました」
保科「柳家紫門師匠の粋曲の調子で
お読み下されば幸いです」
国重「それでは、続きからどうぞ」
来る者あれば去る者あり [日記･雑感]
国重「『来る者あれば去る者あり』って
いうけれど……」
保科「何でしょう？」
国重「放送界にも、来月限りでＭＣの
座を下ろされそうな人が何人か
いるようだ」
保科「具体的には？」
国重「もう高齢になってきた人々だな。
タレントでは、タモリや黒柳徹子」
保科「あとは？」
国重「アナウンサーでは、草野仁や古舘
伊知郎などがこれに当たりそうだ」
保科「ほーお」
国重「大声優のみのもんたにいたっては、
既に昨年の時点で『芸能界からは
今年度限りで引退』と表明済み」
保科「なるほど……」
国重「まあ、それもこれもＭＣの若返りの
ためだから、仕方ないっちゃ仕方
ないけどね」
保科「このわたしも、所属していた団体の
若き選手を売り出すため、引退に
追い込まれましたもので……」
国重「来年度、放送界はガラリ一変する
見通しだ」
保科「変革の時期に来たのですね」
国重「そういうことさ」
以上、国重でございました。
マスコットガール
名前：保科優希（ほしな・ゆうき）
年齢：永遠の二十五歳
経歴：滋賀県きっての名家の娘。合気道で鍛えた後プロレスに転向し、その和やかな人柄で親しまれた。趣味は鉄道の撮影。
出典：レッスルエンジェルスサバイバー
（Ｃ）松永直己／トライファースト